ウクライナの問題が長引きそうです。
何の罪もない方々の涙を見るたびに、戦争の理不尽さを思い知らされます。
核をチラつかせるロシアに対して、日本は何を考えればいいのでしょうか?
時代劇やドラえもんに例えると、少し考えられそうです。
まず、不埒な悪行の三昧を繰り返す隣町の悪党どもが現れた時の立場で考えてみます。
1 攻めないでと懇願する?
「私どもの町は、先に他の町を攻撃したりすることはありません。それは掟で決まっております。」
「しかも、やられたとしても、本当に最小限の抵抗しかしません。」
少し風刺的で、今の憲法を揶揄しているように聞こえるかもしれませんね。
私は修学旅行の引率で何度も知覧特攻記念館に行き、戦争だけは繰り返してはならないと強く思っています。
しかし、国の憲法ぐらい自分で考えて変えたり、作り直したりすればいいのにとも思っています。
少し硬い話になりますが、日本国憲法の前文は
「We,the Japanese people(私たち日本国民は)」で始まっており、アメリカの憲法の
「We the People of the United States」
と瓜二つです。
日本人が、わざわざ「私たち日本国民は」という言い方をするでしょうか?
変な感じです。
もっと、日本語らしくすればいいのにと思います。
しかも、よその国は絶対悪いことはしないという前提。
相手が怖いのは
「こっちから攻めないけど、攻められたら最大限、徹底的な反撃をあなたがやめてと言ってもやりますよ」
ですよね。
2 仲間を作る
弱い町だけれども、実は仲間になってくれる村がいて、自分たちがやられた時は助けてくれることになっていたとしたらどうでしょう。
集団的な自衛です。
のび太も一人ぼっちだったら、やられるばかりですが、静香ちゃんやドラえもんがいて助かっています。
そして、仲間がいたら自暴自棄になったり、暴走したりすることも防げそうです。
しかし、一人で何とかなると覚悟を決めたら、相当な城を築かなければなりません。
永世中立国のスイスは、強い自衛の軍隊を維持するために徴兵制もありますし、全国民が避難できるシェルターが完備されています。(ちなみに日本のシェルターは、0.1%以下)
相当な出費は仕方ありません。
仲間も作らなければ、自分を守るお金も惜しんで、ただ攻めて来ないでと懇願するだけでは、危険です。
3 怖がらせる
悪党が攻めてこようとする時、武器が何もないよと正直に言うのは、全財産を差し出すのを同じです。
攻めて来られるのは困るけど、せめて来られてた時には、すごい反撃のできる武器があるかもしれないと相手に疑わせたいものです。
私は、原子力発電を地震国の日本が選択すべきものかどうかは分かりませんが、その技術は持っていた方が良いと思っています。
種子島で飛ばすH2ロケットは世界水準です。
「原爆なんて怖いものは持っていません。だけど、そんなものでうちを攻撃したら、すぐにそれ以上の技術で応えますよ。」
の方が外交も進めやすいでしょう。
何でも包み隠さずやるのは、危機が増すだけ。
ポーカーだってブラフが大切。
いろんな考えを出し合って、互いに攻撃的にならずに、冷静に考えてこの国を次の世代に渡したいものです。
今回はここまでにします。
次回をお楽しみに。
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