昨日、6年前に小学校を卒業した生徒を集めて、「しゃべり場」を開催しました。
18歳の子供たちは、義務教育時代は大体同じ学校ですが、高校では全く進路が分かれています。
難関大学を目指すもの、国際線のパイロットを目指すもの、幼稚園の先生に憧れるもの
それぞれの今を見ることができて、とても学びがありました。
普通科高校では、学力の良し悪しで悩んでいますが、専門系の高校では将来の職業を模索していました。
頭が良いとか悪いとかではなく、人として「今をどう生きているか」「どう立ち向かおうとしているか」が見えて、互いに刺激になったと思います。
混迷の未来に対して、若者はどう思っていたと思いますか?
可能性の塊(かたまり)
ロシアのウクライナ侵攻、新型コロナ、統一教会問題…
なぜかマスコミは、暗くなることばかりを伝えます。(昔から、瓦版売りは「てえへんだ、てえへんだ」と騒いで関心をひいて売っていましたから、やりかたは今のマスコミも同じでしょうが)
しかし、SNS世代の子供たちは、案外冷静に世の中を見ていて、自分の出番に期待しています。
経済的なことがあって進路を迷っている子もいましたが、それでも前を見てました。
幸いなことに我が国は、人手不足。
世の中が乱れるのは、若者に仕事がない時です。
アラブの春、韓国の騒動、欧州のネオナチ…
若者に仕事がなく、収入が乏しい時、夢を無くした若者が騒ぐのです。
今の日本は、AIが頑張ったとしても数百万人の人手不足が早晩やってきます。
これは若者にとって大チャンス。
失われた30年とか言っていますが、見方によっては、飛躍の一翼を担える世代です。
互いの絆を大切にして、道を拓いてほしいと願ったところです。
働き方改革とか言って、仕事の削減ばかりに頭も使う傾向にもありますが、この会には休日にもかかわらず遠くから当時の担任が参加しました。
自分たちの育てた子供の途中経過を見る担たちの優しい目。
育むことを生業としている先生の姿がそこにありました。
人育ては自分育て
先生も生徒も、どんどん進め!
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