退職して4ヶ月が過ぎました。
自分の健康状態や能力とは関係なしに決められた定年で職を辞しての4ヶ月。
気力や体力は十分あるにもかかわらず「定年」という日本独特の制度で一区切りつけられました。
私の場合は、これまでの職とは違う分野での活躍を夢見ているので構わないのですが、まだまだ同じ職でやれる者にとっては複雑な気持ちのはずです。
大体、人間の社会的な価値を年齢で区切るのは多様性の考え方からすると逆行しています。
GAFAなどは、そういう区切りを排除して、入社が決まるそうです。
あくまでも年齢や性別は付属情報であり、個人の意欲や能力、柔軟性などは別物だという考え方です。
私は、それはとても良いことだと思います。
もちろん、より能力主義の社会となりますが。
社会の活力
日本も韓国も中国も、出生率は異常なほど低下しています。
国の形を考え直す時期に来ています。
普通、消費が見込める人口がある国は発展が期待できます。
日本が戦後復興を遂げたのは、人口ボーナスがあったからです。
(先進国の中でアメリカを除いて1億人の人口をもつ国は唯一日本だけでした。)
中学校の社会科で日本のことを貿易立国と嘘を教えられることがありますが、日本はあくまでも内需の国です。
アメリカだけが人口が増え続けている異常な国とも言えます。
ですから、我々はヨーロッパを見習わないといけません。
人口が減っていく中で、成熟した豊かさを目指したいものです。
そのためには元気な老人を増やすしかありません。
寿命ー健康年齢=介護期間
ですから、健康年齢を高めるのが1番の得策です。
健康を維持させるには仕事が一番。
適度な社会的な刺激、役立ち感、責任などを負うことが人間を健康にさせます。
老人からできることを奪うと、退化を促進させます。
- 年金をもらう側から税金を払う側になる
- 寝たきり期間を短くする
- 健康な体を手に入れる
- 国の社会福祉費を減らす
など老人を活かすことで、まだまだ社会は好転するはずです。
もちろん、昔社長をしていたとか、有名選手だったとかは関係なし。
今の自分の身の丈に応じた社会参画をすれば良いのです。
いつも現在進行形で進んでいく姿勢を見せること。
それが社会の活力になります。
我々大人は、そういう現在進行形を楽しむ姿を見せる責任があります。
きっと、世の中が良くなります。
今回はここまで
次回をお楽しみに