長い教員生活が終わって、10日間が経ちました。
退職間際にさまざまな贈り物を頂いたのですが、じっくりと見れていなかったので、時間をかけて見ました。
花もたくさん
水やりをサボらずに続けています。
ものに宿る心
お金ではない「心」をどう贈るかを先人たちは考えました。
現金を渡すのではなく、ものにする知恵です。
いわば心を宿す手段です。
宿ったものは、結局は回り回って帰ってきます。
ですから結婚式のご祝儀であっても、現金をわざわざ祝儀袋に包んで「心」を宿します。
今回、退職でいただいたものも「心」が宿っていますから、後にしっかりと還していきたいと思います。
改めて皆さんに感謝しています。
エネルギーを頂いたので、次に進みます。
やろうとしていること
これまでは決められた勤務時間があったため、それに対応するように食事や就寝の時刻を決めていました。
ある意味、生活のルーティンが他律的に決められていたのです。
しかし、退職を機に教育関連の仕事を全てお断りしました。
新たな道に進みますので、全ての時間は自分の采配次第です。
自由は満喫できますが、自分を律しないとすぐに易きに流れて、生活自体が怠惰になりそうです。
人間は、難き道と易き道があれば、易きに流れるのが自然。
水が高いところにはいかず、低いところにいくのと同じです。
最近、若い世代を中心に「FIRE」(「Financial Independence, Retire Early」の頭文字を略したもので、「経済的自立と早期退職」)という考え方が市民権を得ていますが、何かの目的がなければ、時間だけが余ってしまいます。
もともと、全ての人に平等に与えられているのは、時間です。
私みたいな60歳から見れば、20代や30代の若者は眩しく見えます。
なぜなら、私が持っていない圧倒的な人生の時間を持っているからです。
時間は宝物です。
人は、何かの一流になるためには約10万時間が必要だと言われています。
1日8時間働いて、3年から5年の時間。
若ければ、一流の柱を数本増やせそうです。
ただ働いているのか、目的を持って働いているのかでは結果が変わるはずです。
人間の魅力を軸で考えると、一つのことだけでは線、二つになれば面、三つになれば空間になります。
しかも、軸の1つ1つが一流であれば、大きな体積を持つ大きな袋ができます。
いろんな楽しいことが入る袋。
自由な時間で、世界を回るもよし、芸術を楽しむもよし。
ただ、学びの少ない状態での旅行や鑑賞の感動は深くはないでしょうから、自由な時間ですべきことがありそうです。
私の軸は、今は1本。
次は、ビジネスを始めます。
物販や為替などです。
0からのスタートで、やるべきことや学ぶことがたくさんありますが、全部自分の時間の今を生かそうと思っています。
「生きる」は前を向くことです。
今回はここまでにします。
次回をお楽しみに。
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