退職して公務から離れて自由な時間を持てた私です。
24時間、全部自由。
そこで、この週末は二つの回に顔を出しました。
すると、そこで新しい出会いが。
広がる世界観
まずは地元の国会議員との会に出ました。
国民民主党の長友慎治さんです。
集まったのは10人程度。
国会議員になる前の地域活性化のBIZ所長時代から学校の活性化や情報発信でお世話になっていた方です。
加えて、学校でもSDGsの講話をしていただくなど、偉ぶらないニュートラルな判断ができるところを評価しています。
今できることの中で最善手を考えられる点がいいなとも思っています。
ちなみに私自身は無党派です。(人間そのものを見ています)
そこで、いろんな方に会えました。
- 地元で手広く事業を展開されている方
- イスラエルと連携しながらIT事業を福岡で展開している方
- ITで起業し、地域活性化を図ろうとしる若者
- 生理の貧困などの社会問題解決を目指している方
- 生活困窮者支援を民間の立場でやっている方
など、どの方もエネルギーで溢れており、元気をもらいました。
社会に対して不平や不満ばかりの方も多い昨今、こんなに魅力的な人材がいたことが驚きでした。
別の視点で考えれば、自分は狭い世界中にいて、魅力的な人材に出会う機会をアグレッシブに求めていなかったのです。
まだ、間に合います。
自分にできることをこれらの魅力的な人的ネットワークを広げながらやっていきます。
人間は自分一人では喜べません。
喜ばせることが1番の喜びだと感じられる存在です。
自分一人ではできないことも広がりそうです。
木鶏会
地元で木鶏会が立ち上がり、第1回の研修会がありました。
- 地元企業の会長や社長さん
- 有機農業を進めている若手経営者
- 会社の中堅リーダー
が集まりました。
皆が名刺を交換する中で、私は「無色透明」
個人事業届は出してはいますが、屋号はなく、名刺もできていないのです。
しかし、名前もメールアドレスも相手に伝えることができないので名刺を作らねばと焦りました。
話が横道に外れました。
この会は、月間致知の中から記事を選んで自分のフィルターにかけた感想を交換するものです。
最高齢は、県内でスーパーをたくさん経営している80歳の会長。
(この方が、この会の発起人でもあります。)
何歳になっても人間力を磨く努力をされているから、事業が確実に進むのだと思わされました。
参考までに、私が用意した感想を以下にのせておきます。
対談 青少年に人間学をどう伝承するか 堀井哲也&田中辰治
今回の記事では2点で大きく感銘を受けた。
1点目は親の慈愛である。 現在の日本社会は、機会も結果も平等を求めてしまう傾向がある。以前、柔道オリン ピックコーチの大迫さんの話を聞いたことがあるが、大学でさえ、選手選考に異議を唱える保護者がいて困るそうだ。私は目的を忘れていると強く思った。親も子も目標と目的を履き違えている。 目的は、人格の完成であるはず。選手に選ばれることが目的なら、選ばれなかったところで努力の意味は失われる。目的は人格の完成であり、そのマイルストーンとして選手権があるのだ。レギュラーであっても補欠であっても、それであるなら、個人の関わり方は工夫もできるし、評価もしやすいはずである。その意味では、高校野球のマネージャーを我が子に薦めた田中氏の両親は偉かった。多くの親が表舞台の活躍を期待する中、陰で支えるマネージャーをやらせて人間を磨かせたのには頭が下がる。慈愛の情とは、陽の部分だけでなく様々な機会を授けることなのだと再確認できた。 本来人間は、自分以外が喜んでいる姿を見て元気をもらう稀有な存在である。私は現在単身での生活を2年間ほどしているが、自分で作った料理を一人で食べても味気ない。喜んで食べている我が子の姿を見たときに、こちらも満たされるといつも思っている。バーベキューでいえば焼いている人が一番嬉しいのだ。その基本を忘れ、利己に走ることに対して弱腰になっている教育界を危惧した。
2点目は、致知を読んで、一番変わったのは指導者であった点である。私も時々良い記事を職員に見せたりしたが、こちらの感動がなかなか伝わらず、伝わったとしても、職場の土壌を変えるまでにはいかなかった。忸怩たる思いがあったが、自分が変わらなければならなかったのだ。自分の徳が積み重ならないと高みに連れて行くことなどできないのだ。野球も人生もファールになるか、ヒットになるかは紙一重。いわば運の世界。紙一重をどう傾けるかは、日頃の小さな徳の積み重ねである。小事に一喜一憂せず、自分もチームのメンバーも徳を積み重ねることが大切であると改めて納得できた。勝った負けたよりも大切なところを目指さないと、部活動の意味を失われる。この考え方を保護者や指導者と共有できる機会を創出しなければならない。
こんな感想をもてた研修会でした。
今回はここまでにします。
次回をお楽しみに。
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