子供達を、バスに乗せて海まで連れて行きました。
念のために1日保険にも入ってもらいました。
海での不幸な事故はもちろん防ぐ手立てをとっての上です。
これまでのプールとは違い、本物の海は違います。
波の音、潮の香り
自然と子供達の気持ちも高まります。
まずは、浜辺で基礎練習です。
パドリングの仕方、板への立ち方
簡単なようで、一つ一つに正しく効率的なやり方があります。
何でもそうですが、基本を無視して変な癖がつくと、後が大変になりますから、子供たちもここは我慢です。
一通りの練習が終わると、いよいよ海に入っていきます。
万全のスタッフ
海は、波だけではなく、潮の流れも危険です。
知らず知らずのうちに遠くに流されてしまうのですから。
例えば、荷物を置いた場所から真っ直ぐに海に入っても、気づけば左右に大きく流されて、自分の荷物を見失うこともあるのです。
特に海の知識がない人が、無茶をすると命に関わります。
ですから、このサーフィン教室も万全を期しました。
なんと子供1人に対して、協会のサーファーが1人という体制です。
浅い海ですが、波の力は強く、大人のサポートが心強い。
筋斗雲
私の学校の職員も参加していましたが、若い男の先生でさえ、なかなか立てません。
1秒も立てない感じです。
大きくダイブして海に落ちていきます。
日頃偉そうなことを言っている先生の失敗は、子供達を安心させます。
そして、子供達。
なんと、スッと立てるではありませんか。
崩れかけの波に乗るのですが、上手なものです。
サーフィンを経験したことがある人は分かると思うのですが、板は海面から20〜30cmの高さを進みます。
感じとしては、雲に乗って進んでいる感じ。
孫悟空の筋斗雲の感じ。
例えが、かえって分かりにくいですかね。
でも、不思議な感じなんです。
海面より上を進むのは。
さて、この海での体験は無事に終了し、子供たちもサーフィン協会の方も大満足です。
実は、このチャレンジをした後、近隣の学校も挑戦を始めました。
マインドが変わったのです。
何でも、最初は大変。
しかし、そこに挑戦しない人が、リーダーでよいのでしょうか。
守るだけなら、陳腐化します。
腹を決めて、前に進む。
楽しいものです。
特に教職員は、頭が固く、サーフィンに対しても前向きでないことが多いです。
やってもいないのに決めつけるのは危険な発想です。
狭い世界に住んでいては、人を導けませんからね。
今回はここまでにします。
次回をお楽しみに。
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