鼻の癌について

癌を生きる(42) 少しづつ進む

ひと月ぶりの県病院受診。

受診前の症状は、相変わらず。

鼻の中に絶えず瘡蓋(ささぶた)ができ、鼻うがいで流して、中を通す毎日。

無理に瘡蓋を取ろうとすると鼻血が出るので、そこはテクニックが必要です。

私は、その技術をマスターしたようで、上手に影響のない範囲で除去できるようになりました。

ということで、週に1度の地元の病院もすっぽかし、自己流で臨んだ今回の結果は?

なんと、すこぶる良かったのです。

麻酔をして完全に瘡蓋を取ると、一時的には良くなるのですが、結局同じことが繰り返されます。

しかし、今回みたいに毎日のケアをしっかりやってれば、うまくいく気がしました。

この自分なりの仮説を主治医にぶつけたのです。

主治医の答え

「おっしゃる通りです。」

内視鏡を鼻に入れ、その画像を私に見せながら、認めてくださいました。

鼻の中は多少の瘡蓋がありますが、ほぼ綺麗な状態で、癌の病巣部分もあの毒々しさを失いおとなしいものです。

医師との相談で、今のケアを続けて様子を見ることになりました。

よかった

毎週の麻酔は、結構、嫌だったのです。

少し、正常に近づきました。

1年前からすると大改善です。

それに気づいたのはiphoneのおかげ。

iphoneは、こちらが頼んでもいないのに、1年前の写真を見せてくれます。

そこには大量の鼻血で参っている自分がいました。

毎日の変化は、本当に微々たるものでも、それが積み重なると大きな変化(改善)につながると実感しました。

 

このことはなんでも同じ。

小さな変化だけでは満足できずに、諦めてしまっては、前に進みませんよね。

 

さあ、あとは7月に予定されているPET検査をクリアできれば、また前に進めます。

どんな結果になることやら。

前回はこちら

癌を生きる(41) 気長に退職して、やっと自分の体と向き合っています。 先月までは朝5時くらいに起きて支度をし、職場に行く前に鼻詰まりを解消すべく、鼻うがい...

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