令和3年5月20日に「鼻腔癌」だと診断されました。
まさか、自分が癌だなんて思ってもいませんでした。
しかし、なってしまった以上、ポジティブな考え方をしないと、心まで病んでしまいそうです。
ということで、同じ病気の人の参考になる情報を発信することを思いついたのです。
そして、どうせなら10年前に運よく脳腫瘍も克服できた私の経験、人材育成や教育、子育て、ビジネスなどの情報もおすそ分けすることにします。
私は、59歳。あと10ヶ月で退職を迎える管理職です。
日頃、偉そうなことを言っていますが、病を得ると気づくことや自分の足りなかったことがたくさん分かりました。
少しでもお役に立てればと思います。
全ての始まりは鼻血から
半年くらい前から、時々ですが、鼻を掃除すると、テイッシュに鼻血が付くようになりました。
あまり気にせずにいたら、20日前の深夜、枕の違和感で目が覚めました。
なんと自分の鼻血で枕が結構濡れていたのです。
ティッシュで止めようとしても、止められる量ではなく、急いで洗面台へ行き、しばらく滴る鼻血が止まるのを待ちました。
すると、10分くらいで止まり、翌日は普通通り出勤できました。
ところが、次の日の夜。
寝ていたら溺れそうな気がして目が覚めました。
なんと口の中に鼻血が降りてきて溜まっていたのです。
そして、洗面台へ。
洗面台は白ですから、血液の量がはっきり分かります。
嫌な予感がしました。
癌が見つかるきっかけ
翌日、部下に「午後から休みをとって内科に行く。」と告げました。
血圧が高い私は、降圧薬を処方していただいているお医者さんを頼ろうと思ったのです。
両親とも脳溢血で入院し、不自由な最期を看取った私は、さすがに血圧を心配したのです。
ところが、仕事が錯綜していたので、病院に行くことができず、電話で症状を伝えると、「止血剤は出せますが、もしかしたら耳鼻科の方が良いかもしれません。」と言われたのです。
いつも、楽観的に物事を考える私は、耳鼻科なら大丈夫だと考え、部下に「今日は、病院には行かない。」と告げました。
しかし、部下が偉かった。
「病院に行ってください。耳鼻科を探しました。評判もいいですよ。」と強く私に食い下がってくれたのです。
結局、「癌」が見つかるきっかけを部下がくれたのです。
人の話は聞くものです。
そこから、この物語は、怒涛の展開を見せていきます。
続きはこちら
今晩は12日の土曜日に私の最も尊敬する先生の久し振りのラインに嬉しいさ一杯で拝読して吃驚しました。
何回も何回も読み返し、私は何を伝えれば良いかと考えたこの数日でした。
聖火リレーデイリーハイライト番組の最後のメッセージ「私たちは乗り越えられる」微力ですが私も応援します!応援させてください。