常識を疑う

常識を疑う(9) お天道様の元で

マスコミは相変わらず新型コロナウイルスの感染恐怖を煽(あお)っています。

昔から、風邪をひいたり、熱が出ることは普通のことだったのに、無症状感染という訳のわからないものを防ぐために、社会全体が我慢を続けています。

国民全体が、おかしいと思いながら、現状を変えられない不思議なムードです。

今のコロナ関連法の規定では、癌の闘病中の私でさえ、亡くなった時に感染かどうかを調べられて、基礎疾患があったとカウントされ、コロナ死に分類されます。

心筋梗塞でも脳卒中でも、コロナ死として処理される可能性があります。

いい加減、次の手を打つことを堂々と言える政治家の登場を待っています。

学びを失う子どもたち

学校での楽しみは、個人で異なるでしょうが、私は昼休みと部活動でした。

修学旅行や遠足、放課後のおしゃべりもそうでした。

ところが、今の学校では話し合い活動は制限され、黒板を向いての一斉授業型が推奨されています。

音楽では歌や楽器の演奏も制限され、給食では黙々と食べることを強いられます。

黙って食事するのは刑務所か喧嘩中のカップルくらいでしょう。

エネルギーを発散する場所がない中での我慢大会を、何の根拠で社会は子供達に強いているのでしょうか?

大体、子供なんていうのは近寄って親和性を高めるものです。

面白くもない授業に耐えて、昼休みも削られたら、不登校を増やすだけです。

 

私は、この現象は日本人独特の「畏れ」の文化があるからだと思います。

日本の何倍もの感染者が出ているイギリスやフランスでは社会活動の制限は解かれました。

もちろん、3回目のワクチン接種率の違いがあるでしょうが、冷静にこれまでの季節性インフルエンザと比較し、対応を変えています。

私は、PGAツアー(アメリカゴルフツアー)を毎週末の早朝に見るのを楽しみにしていますが、アメリカは観客がビール片手に大声援をしています。

日本の何倍も感染者がいるのにです。

株の違いによって対応を変えられる外国と違って、一度決めたら変えられない日本は違和感を抱きながら出口のない穴に落ちています。

  • 季節性インフルエンザ 平均感染者数1000万人 死者1万人 死亡率 0.1%(厚労省)
  • 新型コロナウイルス(デルタ株) 死亡率 0.33%(東京新聞)
  • 新型コロナウイルス(オミクロン株) 死亡率 0.06%(国立感染症研究所)

これまでも普通の風邪が引き金になって年間1万人のお年寄りが亡くなっていましたから、単なる「畏れ」のをやめにしたいところです。

学校から帰った子供たちは、公園で他の子と遊ぶことも禁じられ、太陽にも当たらず免疫を落としてます。

しっかり太陽を浴びて、元気な笑顔を弾けさせたいものです。

 

日本人の男の子には「彦」女の子には「姫」をつけていましたが、これは、「日子」「日女」から来ていると言う人もいます。

堂々とお天道様の元で遊べる日常を取り戻したいものです。

今回はここまでにします。

次回をお楽しみに。

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