リーダーに必要な力

リーダーに必要な力(20) チャレンジを楽しむ サーフィン4

子供達を、バスに乗せて海まで連れて行きました。

念のために1日保険にも入ってもらいました。

海での不幸な事故はもちろん防ぐ手立てをとっての上です。

これまでのプールとは違い、本物の海は違います。

波の音、潮の香り

自然と子供達の気持ちも高まります。

まずは、浜辺で基礎練習です。

パドリングの仕方、板への立ち方

簡単なようで、一つ一つに正しく効率的なやり方があります。

何でもそうですが、基本を無視して変な癖がつくと、後が大変になりますから、子供たちもここは我慢です。

一通りの練習が終わると、いよいよ海に入っていきます。

万全のスタッフ

海は、波だけではなく、潮の流れも危険です。

知らず知らずのうちに遠くに流されてしまうのですから。

例えば、荷物を置いた場所から真っ直ぐに海に入っても、気づけば左右に大きく流されて、自分の荷物を見失うこともあるのです。

特に海の知識がない人が、無茶をすると命に関わります。

ですから、このサーフィン教室も万全を期しました。

なんと子供1人に対して、協会のサーファーが1人という体制です。

浅い海ですが、波の力は強く、大人のサポートが心強い。

筋斗雲

私の学校の職員も参加していましたが、若い男の先生でさえ、なかなか立てません。

1秒も立てない感じです。

大きくダイブして海に落ちていきます。

日頃偉そうなことを言っている先生の失敗は、子供達を安心させます。

そして、子供達。

なんと、スッと立てるではありませんか。

崩れかけの波に乗るのですが、上手なものです。

サーフィンを経験したことがある人は分かると思うのですが、板は海面から20〜30cmの高さを進みます。

感じとしては、雲に乗って進んでいる感じ。

孫悟空の筋斗雲の感じ。

例えが、かえって分かりにくいですかね。

でも、不思議な感じなんです。

海面より上を進むのは。

 

さて、この海での体験は無事に終了し、子供たちもサーフィン協会の方も大満足です。

実は、このチャレンジをした後、近隣の学校も挑戦を始めました。

マインドが変わったのです。

 

何でも、最初は大変。

しかし、そこに挑戦しない人が、リーダーでよいのでしょうか。

守るだけなら、陳腐化します。

 

腹を決めて、前に進む。

楽しいものです。

 

特に教職員は、頭が固く、サーフィンに対しても前向きでないことが多いです。

やってもいないのに決めつけるのは危険な発想です。

狭い世界に住んでいては、人を導けませんからね。

 

今回はここまでにします。

次回をお楽しみに。

 

次回はこちらから

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